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2.19 両国国技館「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」感想

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新日本プロレスワールドで配信されている試合のみの視聴観戦になります。

 

 

第2試合

本間朋晃岡林裕二&野村卓矢&成田蓮

VS 宮本和志橋本友彦橋本大地野村直矢

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試合開始前の本間の表情が若干固く感じました。

初手は本間VS宮本。

ターメリック対決でスタート。

宮本が本間を持ち上げて岡林&野村に投げつける。

 

双方タッチして成田VS大地。

成田の気合は充分も大地のキャリアが勝った感じ。

大地は成田を蹴りで倒したあたりから成田がつかまる。

しかし、きれいなドロップキックで脱出。

 

試合が進んで岡林VS大地。

もちょっと大地の動きに切れがほしいところ。

 

岡林VS野村の大日本対決から岡林がつかまる。

岡林がロープに投げられたところで、野村&成田がWドロップキックで岡林を救出し形勢逆転。

 

岡林のロープワークでの開脚飛び越えで観客のどよめき。

連続のアルゼンチンで岡林がギブアップを奪取。

 

わちゃわちゃした試合もそれぞれの見せ場はあったかな?

少なくとも成田のドロップキックはイメージに残った。

 

第4試合

渕正信藤原喜明青柳優馬

VS タイチ&金丸義信TAKAみちのく

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試合開始前から和田レフリーとタイチの絡みが面白い。

悪ガキをしつけているような和田さんの対応を見るのは久々で懐かしい感じがしました。

 

初手合いは藤原組長とTAKAの二人。

 

組長まだ現役なんだなぁ。でも年相応に手足が細くなったなぁ。

なんて思っていたらいきなり金丸&タイチが乱入して3人がかりで組長を攻撃。早速のブーイング。

 

組長を金丸が抑えてTAKAが攻撃しようとしたところで組長の脇固め炸裂。

TAKAがたまらずタップするも、和田レフリーは金丸の青柳へのウィスキー瓶での攻撃を止めに入っており気づかない。

 

場面変わってタイチVS青柳。

タイチの蹴りの説得力がいい感じ。

解説の川田曰く『俺は教えていない』らしいが、どう見ても川田リスペクトは間違いないと思う。

 

青柳ジャンピングニー後に組長にスイッチして組長劇場開始。

金丸&TAKAは素直にヘッドバットを受けるもタイチは技を返す。

お年寄りにその蹴りはだめだろう

(^^;

 

組長が淵にスイッチ、タイチもTAKAにスイッチ。

ここでも金丸&TAKAは素直にボディスラムを受けるもタイチは受けずw

 

ここから淵のドロップキック3連発。

もういい年だろうに、骨折にはお気を付けください。

 

4発目のドロップキックは受けずにブーイング。

その後に『死ねジジイ!』の掛け声とともにコーナーで蹴り。

リング中央でタイチが淵に顔面蹴り。

 

どうにか返して、淵が首固め2連発。

タイチが和田レフリーを押して目線が外れた隙に股間蹴り→おきて破りの首固めで淵からタイチが3カウントを奪取。

 

試合後、解説席の川田にタイチが『引退したのか?してないんだったら俺がやってやってもいいぞ』と発言。

苦笑いで川田は『今すぐ答えろと言われてもすぐにはちょっと答えられない』との返答。

 

うん、この試合はタイチ劇場でしたな。

レジェンド2人に囲まれた青柳がもうちょっと存在感を出せればよかったのにとも思えた試合。

 

第5試合

SANADA&BUSHI

VS ジェイク・リー岩本煌史

VS 海野翔太&吉田綾斗

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海野&吉田は大抜擢。

SANADA&BUSHIが格上なんだけれども、ジェイク&岩本・ 海野&吉田はSANADA&BUSHIを開幕排除。

若手2組での試合開始となりました。

 

解説の川田さんは3WAYのルールが理解できていないらしい。

そんな中、海野がつかまる。

SANADA&BUSHI・ ジェイク&岩本組にそれぞれいたぶられ続ける。

ジェイクの滞空時間の長いブレーンバスター。

海野の倒立が素晴らしい。この技、掛けるほうも大変だけど、受けるほうがしっかりしてないときれいには見えない。

 

その後やっと海野が吉田にタッチ。

吉田躍動。

 

試合が進んで吉田が海野にタッチした直後くらいにSANADA&BUSHIがうまく試合権利をGET。

SANADA VS 海野の状態から乱戦。

 

乱入してきた岩本にBUSHIがブラックミスト。

ジェイクにはSANADAがパラダイスロックでそれぞれ排除。

更にBUSHIが吉田にトペ。

リング上ではSANADAが海野がドラゴンスリーパーも海野が丸め込む。

再度ドラゴンスリーパーから海野をぶん回したSANADAがトップロープからのムーンサルトで3カウント。

 

L・I・Jの2人のうまさが光った試合。

ただヤングライオン2人の頑張りも光ってましたね。

全日本2人の見せ場がもっとあっても良かったかもしれない。

 

第7試合

秋山準大森隆男太陽ケア

VS 小島聡永田裕志西村修

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久々に西村とケアを見た。

西村は文京区の区議会議員さんになったあたりから見る機会がなくなってしまってましたがほとんどイメージは変わらず。

ヨガとか効果あるのかなぁ?

ケアは自分の中でのイメージが若手のままだったので、だいぶ年喰ったなぁという感じ。

ある意味対照的な2人です。

 

秋山VS小島で試合開始。この時までこの2人がリング上で絡んだことがなかったのが不思議。

秋山は全日本→NOAH→全日本、小島は新日本→全日本→新日本とそれぞれ団体の変遷はあるんだけれども、それぞれの団体対抗戦があった時期に絡まなかったんだろうと思うと、ただの観戦者としてもこの大会に感謝です。

 

試合中盤は大森孤軍奮闘。

新日本第3世代3人のタッチワークがいいのか一人で対処する時間が続きます。

大森のアックスボンバーをかわして永田さんの白目が降臨も秋山がカット。

大森からケアにタッチでケアVS永田さん。

ほとんど試合してないだろうにケアが思ったよりも動けている。

ケアの蛙掛けからの蛙落としでフォールもカウント2。

永田さんが秋山の目の前でケアにエクスプロイダー

小島にタッチして逆水平連打から行っちゃうぞバカヤローも秋山がカット。

小島VS秋山になり、小島がひじのサポーターを外してラリアットに行くも秋山が回避し本家エクスプロイダー

小島にフロントネックロックも永田さんがカット。

秋山VS西村で久々の4の字固めからの攻防で、スピニング・トーホールドに行こうとするもケアがカット。

大森が西村にアックスギロチンで西村に秋山がフォールもカウント2。

ランニングニーからのフォールもカウント2。

とどめとエクスプロイダーからのフォールでカウント3。

 

ベテランのうまさが見えた試合でしたね。

今回見られなかった秋山VS永田さんや、初手合いだった小島VS秋山の絡みを今後も期待したいですね。

 

第8試合

棚橋弘至ヨシタツ

VS 宮原健斗関本大介

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動いているヨシタツ&関本を久々に観た。宮原は申し訳ないが記事でしか見たことがなく今回初見。

解説曰く『独特の雰囲気』は、個人的には子供っぽく感じてしまった。

 

再開始直後の足運びとかはちゃんとしたレスラーだなと思い直したところでロックアップからの叫び声。

 

あそこまで声は出さんでよろしいw

声を出すことで力みが伝わることもあるだろうけれど、姿かたちで表してこそのレスラーという考えは古いのかなぁ?

 

エアギターのやり取りは面白かった。関本の『えっ!?、俺?』という表情も、最後に回ってきてエアギター破壊で終わらせたヨシタツもGOOD。

 

 

コーナーでヨシタツを攻める宮原、うるさいw

ヒロムもうるさいがそれに輪をかけて無駄にうるさい。

これも味なのかな?

 

ヨシタツ救出に現れた棚橋に対し、まるで髪の毛を引っ張っていいからとでもいうようなジェスチャーで誘導した和田恭平レフリーに思わず笑ってしまった。

 

試合が進んで棚橋がコーナーの関本にマッスルポーズで挑発。

今後の絡みも期待できるかな?

 

ヨシタツがうまくなってる。

というか最後の試合イメージが、旧ボンソルとの抗争だったのでかなりしょっぱいイメージが残ってたんですよ。

充分試合が組み立てられるし受けられる。

全日本で頑張ってるのがわかります。

 

中終盤にきて関本のパワー炸裂。

この前後に棚橋へのブーイングあり。

 

棚橋のドラゴンスクリューを関本が受けるも受けなれてない感じ。

関本がリング中央での逆水平連打。棚橋張り手に関本も連続張り手で返す。

関本のブレーンバスターを棚橋がツイストアンドシャウトで返すも関本のラリアット

 

宮原出てきてフロントキックから左足へのドロップキック、そして側頭部へのドロップキックで棚橋ダウン。

コーナーの棚橋へ走りこんだ宮原へ低空ドロップキックで迎撃。

 

トップロープでポージングしている棚橋へ挑発のポージング返し。

中央で頭をつけてからのエルボー合戦から宮原が棚橋のあごへの膝蹴り。

 

その直後、棚橋がネックブリーカードロップ発射。

いつもは行わないこの技。馬場さんリスペクトですね。

 

ここからヨシタツに試合権利が移り、ヨシタツVS宮原。

この二人、全日本でタッグパートナーだそうで、手の内はわかっている。

しかし、ヨシタツと棚橋のコンビ技炸裂で宮原ダウン。

 

棚橋はヨシタツに試合を預け、場外の関本にブランチャ。

しかし、関本は棚橋を受け止め場外に背中からたたきつける。

関本のパワーにも驚くが、個人的にはそれ以上に棚橋の膝への負担が少なくなったので関本に感謝。

 

その後、宮原へ棚橋のスリングブレイド、関本が棚橋にラリアット、関本にヨシタツがフロントキック、宮原がヨシタツにフロントキックと入り乱れ模様。

 

棚橋が宮原のバックドロップを嫌がっている状態で、宮原が関本を呼び込み宮原ごと棚橋を投げる眉山を敢行。

 

試合最終盤、ヨシタツが宮原にヨシタツファンタジーを決めるもタップアウトを待ちきれずフォールにいくが返される。

反撃のブラックアウトをうけてからの丸め込みも返され、ブラックアウト2連発のあとに2段式ジャーマンで宮原がフォール。しかし、カウント2。

 

関本が棚橋を場外に排除している間に、宮原がシャットダウンスープレックスホールドで宮原がヨシタツから3カウント。

 

 

試合後のマイクは、いつもこんな感じなのかなぁ?

もう少し作っていない声が聞きたい気がします。

 

なんだか自分のファンだけに相手して小さな箱でライブしているミュージシャンのMCという印象を受けてしまった。

段取りはあるんでしょうけどね。

 

それを受けての棚橋のカメラ目線もあって台本が見えてしまうのはいただけない。TV的でおもしろかったけどねw

 

客席に『宮原健斗と誰の締めを見たいですか?』と問いかけるも、大会の意義、大会の場所、大会に来ているファンの層とかを考えて言わないと。。。

 

素直に棚橋コールが大合唱されない可能性もあるわけで、自分がしたいなら素直に言えばいいのにと思った次第。

 

宮原選手もいい選手なので今後、日本を代表するレスラーになってくれればいいなぁと期待ですね。

 

 

さて、ちょっとわき道にそれて新日よりの妄想含めた話など。

 

関本選手は大日本を代表してG1に出場してほしいですな。

なんなら秋のタッグリーグに関本&岡林で参戦というのもありかもしれない。

 

他団体にとっては、選手離脱のリスクはあるけれども外貨を稼げることとともに、所属選手が新日本プロレスワールドで放送されるというすさまじく大きなメリットがある。

 

新日本としても選手が希望するならば受け入れ先としての役割を担えるし、いくら若手が育ってきているといえどもまだまだ層は厚くてもかまわないと思うので、多団体の選手ウェルカムなのではないだろうか?

 

うまくやれば、同日同時刻に全く違う都道府県、いや別の国での試合ということもできるかもしれない。

 

試合会場ごとの色合いを分けるなら、

例えば、片方はIWGP王者が参戦する選手権試合込みの試合会場。

片方は他団体選手を交えた選手権試合へのいわゆるROAD的試合会場。

例えば他団体を含む若手選手vs第3世代、今まであったもので言えばライオンズゲート的な何か。ここにNEVERなり封印されているU30のベルトを持ってきてもいい。

他には東京近辺だけでなく地方のプロレス団体とも提携して新日本若手&ベテランvs地域プロレス団体みたいなことはできないのだろうか?

年1回の交流戦としても10~20回くらいはできそうな気がします。

 

これら別のロードが各季節の大試合で合流する。

そこでまたシャッフル。

 

こんなことはできないものだろうか?

 

選手は個人経営者であることは百も承知であるけれど、団体移籍の場合には、プロの野球やサッカーのように移籍金というものを設定できないのだろうか?

その方がスムーズにものが運びそうなものだが…。

 

でも、そうなると何度も立ち消えているコミッショナー的組織が必要になるかな?

難しい問題でもありますな。

 

 

閑話休題

さて、もう間もなく18:30よりNEW JAPAN ROAD ~飯塚高史引退記念大会~東京・後楽園ホール大会新日本プロレスワールドで配信予定です。

 

会員の方はお見逃しなく!!